マグロ大好き! -技術者のお金blog-

インデックス投資が好きです/取得資格:宅建・FP2級/1988年生まれ/エンジニア/2050年3月末(61歳)でセミリタイア予定

投資シミュレーション

新興国株式の比較

毎月21日に2万円分の投資信託を購入して半年後に売却するというのを、2018年1月21日購入から2023年9月21日購入まで69回やった利益をシミュレーションしてみました。 注意:SBI・新興国株式インデックスの目標ベンチマークは、FTSEエマージング・インデックス…

新興国株式の比較(eMAXIS Slim vs たわらノーロード)

今回は、eMAXIS Slim vs たわらノーロードの新興国株インデックス比較をしてみたいと思います。 結論 eMAXIS Slimのほうが優勢 結果 毎月10日に2万円分の投資信託を購入して、翌月10日に全額売却というのを2018年1月10日に購入から2024年1月10日に購入までの…

新興国株式の比較(eMAXIS Slim vs 雪だるま) #02

また、新興国株の比較(eMAXIS Slim vs 雪だるま)をやってみたいと思います。 前回とは違った条件でシミュレーションしてみます。 maguro2020.hatenablog.com 今回は、毎月15日に2万円分の投資信託を購入して、翌月の25日に売却(1か月10日後に売却)という…

債券投資の効果を検証してみた

僕は、債券投資があまり好きではありません。 リターンという観点で考えれば、債券は株式よりも劣りますし、ここ20年を振り返ると、慢性的に低金利がつづき、債券投資のメリットは薄れている気がします。 守りを重視するのであれば、債券よりも銀行預金が一…

長期投資におけるリスクと中央値の関係

2023年末にオルカンに2000万円投資したとします。 以降は、毎月5万円積立投資して、2049年11月末まで積立をします。 そして、オルカンの月間期待収益率μを0.5%とします。 このとき、月間収益率の標準偏差σが「5.0%」と「6.0%」では、どれくらいの違いが現れ…

ジンバブエ航空への投資でリスクが下がる?

先日、柴山和久著『これからの投資の思考法』(2018)を読みました。 元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法 作者:柴山 和久 ダイヤモンド社 Amazon 初心者向けの良書でした。 本書で、分散投資に関する勘違いしがちな問題が提示さ…

新興国株式の比較(eMAXIS Slim vs 雪だるま)

今回は新興国株式の投資信託を比較してみます。 まずは、純資産総額の比較↓ 次に、2019年7月以降、毎月20日(基準価額が存在しなければ直近日)に、それぞれの投資信託を2万円分ずつ購入して、3ヶ月後に売却するというシミュレーションを2023年8月まで50回や…

ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)

ニッセイの世界株式ファンド(GDP型バスケット)は面白いファンドです。以下「GDPバスケット」と書きます。 「GDPバスケット」は、名目GDP比率に基づいて、「国内」「先進国(除く日本)」「新興国」へ分散投資を行うファンドです。GDP比率に基づいているた…

新NISAが始まったら、現在の特定口座で保有中の株式を売却すべき?

【問題】 2024年から新NISAが始まります。2023年末で評価額1500円の株式(投資元本700円)を特定口座で保有中のYさんが居ます。Yさんは、今後、追加投資をする予定はありません。Yさんは、新NISAに備えて、2023年末で特定口座の株式を全額売却して、2024年の…

投資信託のコストは生涯で200〜300万円くらい

投資信託を買うときに、信託報酬のコストが一番気になります。 少しでも信託報酬とか実質コストが安い投資信託を買いたいと思うのですが、実際のところ、投資信託の保有コストはどれくらいかかるのでしょうか。貴重な時間を浪費してまで、最安のコストを追い…

2049年末の全世界株の評価額をシミュレーションしてみた

資産運用が順調にいけば、僕は2050年3月末でセミリタイアしようかなと思っています。もし、資産運用が思うようにいかなければ、セミリタイアを5年くらい延期します。 僕は、2024年から全世界株への投資を本格的に始める予定です。今回は、2049年末に僕が保有…

正規分布の乱数を積み重ねると、対数正規分布になる

基準価額10,000円の投資信託があり、この投資信託は、月間期待収益率μ0.5%(標準偏差σ6.0%)で変化するとします。 この投資信託の1か月後の基準価額は正規分布しますが、正規分布を12回積み重ねた1年後の基準価額は対数正規分布になります。シミュレーション…

SP500指数の月間変化率をランダムに並び替えてみた

SP500指数に直接連動する投資信託Sがあると仮定して、この投資信託Sを1999年12月末から2022年12月末まで、毎月3万円ずつ投資した場合、投資元本と評価額の推移は下図になります。 リーマン・ショックで心が折れそうになりますが、2010年代は調子良いですね。…

長期投資におけるリスクとリターンの関係

以前、「長期投資はリスク低減につながらない」という記事を書きました。 maguro2020.hatenablog.com 投資期間が長くなればなるほど、運用成績は収束に向かいますが、資産額のバラツキは大きくなります。 僕が投資について勉強したときに、とても参考になっ…

「稲妻が輝く瞬間」の逆を検証してみた

2023年になってから、色々と投資に関する本を読む中で、チャールズ・エリス著『敗者のゲーム[原著第8版]』(2022)を読みました。 敗者のゲーム[原著第8版] (日本経済新聞出版) 作者:チャールズ・エリス 日経BP Amazon この本は、インデックス・ファンドを…

長期投資はリスク低減につながらない

以前どこかで、以下のような話しを聞きました。 「SP500への投資は、年間の収益率はだいたい7%で標準偏差は20%くらい。なので、SP500への投資は、最初の1年目の年間収益率は-13%から27%の間に68%くらいの確率(1σ)で収まる。そして、長期に渡って運用すれば…

eMAXIS Slim米国株式(S&P500) の2054年末価格をシミュレーションしてみた

先日、「2023年2月6日に、eMAXIS Slim米国株式(S&P500) が国内の投資信託で純資産額残高がトップになった」というニュースを見ました。 S&P500への投資がブームになっているのでしょうか。順調に純資産額残高が増えていっているようですね。 僕はSBI・V・S&…

一括投資でも分割投資でも、ほぼ一緒。すぐに始めよう。

投資は、無理のない範囲で構わないので、すぐに始めて、長期間にわたって運用することが大切だと思います。 たとえば、今、貯金が270万円あるAさんが居ます。Aさんは、貯金270万円のうち、150万円は、何あったときの生活防衛資金として貯金して、残りの120万…

ランダムウォークのシミュレーションしてみた

ランダムウォークのシミュレーションしてみました。 基準価額が17,000円の投資信託が2つあるとします。1つ目の投資信託Aは、「毎日コインを投げて、表が出れば、基準価額+68円あがる」という設定です。2つ目の投資信託Bは、「毎日コインを投げて、表が出れば…

生命保険の「10年更新×2回」vs「20年更新」

僕が生命保険(掛け捨て)を1時間くらい比較したところ、メットライフが一番安い気がしました。 比較したのは、メットライフ、ネオファースト、楽天、チューリッヒ、ライフネット、SBI生命(クリック定期)です。 メットライフで、34歳の僕が10年更新型を契…

一般NISA vs つみたてNISA

ふと気になったのですが、年間投資額が60万円程度の場合、一般NISAとつみたてNISAどちらが有利なのでしょうか? シミュレーションしてみました。 【問題】年始の目標として、今年からNISA投資を始めようとしているAさんがいます。現在、手元に余裕資金が150…

一括投資 vs 分割投資

僕は、年始に一括投資して今年度のNISA枠をほぼ使い切りました。ザッと計算した結果、年始に一括投資をしたほうがリターンが大きい確率が高いので、多少のリスクは覚悟のうえ、年始に一括投資をしました。 今回、この記事では、僕がザッと計算したときのシミ…