マグロ大好き! -技術者のお金blog-

インデックス投資が好きです/取得資格:宅建・FP2級/1988年生まれ/エンジニア/2050年3月末(61歳)でセミリタイア予定

先行逃切り vs 後半追上げ

投資において、「前半に好景気が来る」vs「後半に好景気が来る」のはどちらが良いのでしょうか。

 

以下、「先行逃切り型」投資信託(通称:ブルー投信)「後半追上げ型」投資信託(通称:レッド投信)という2つの商品を勝手に作ったので比較してみたいと思います。

 

積立投資の場合

毎月4万円を積み立てして、24か月後の評価額を比較します。

例題1

2つの投資信託の騰落率を以下に設定します。ブルー投信は前半の成績が良くて、徐々に成績が悪くなる投資信託です。レッド投信は逆です。

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この場合、最終的には、どちらのほうが成績が良いのでしょうか…

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このあたりのクイズは、直感的に正解できるようになりたいところですね。

 

 

例題2

2つの投資信託の騰落率を以下に設定します。

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この場合はどうでしょうか

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後半の成績が良いほうが、成績が良いですね。

 

例題3

2つの投資信託の騰落率を以下に設定します。

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暴落のタイミングが違う場合、どうなるのでしょうか

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こちらも、後半の成績が良いほうが、成績が良いですね。

 

後半追上げのほうが成績が良いという法則(少し考えれば、当たり前かもしれませんが)を確認することができたと思います。

 

一括投資の場合

初月に100万円一括投資して、24か月後の評価額を比較します。

例題1

2つの投資信託の騰落率を以下に設定します。

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結果は↓

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「100×1×1×7」と「100×7×1×1」が一緒なのと同じですね。一応、例題2と例題3も確認しておきましょう。

 

例題2

2つの投資信託の騰落率を以下に設定します。

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例題3

2つの投資信託の騰落率を以下に設定します。

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まとめ

やはり、20代〜30代の若い時期に、リスクの高い商品に投資して、運用額が大きくなってきたら、キャッシュ保有率や債権保有率を上げていくのが良いでしょうね。